鳥取市議会 2022-09-01 令和4年 9月定例会(第4号) 本文
この法改正は、悪質な動物虐待を防ぎ、貴い命を守るために、公明党も厳罰化を粘り強く主張し、やってまいりました。昨年6月からは、出生後8週、つまり56日たっていない犬や猫の販売が原則禁止されることになりました。さらに、本年の6月1日からは、犬や猫の販売業者に対しマイクロチップ装着と所有者情報の登録が義務化されました。
この法改正は、悪質な動物虐待を防ぎ、貴い命を守るために、公明党も厳罰化を粘り強く主張し、やってまいりました。昨年6月からは、出生後8週、つまり56日たっていない犬や猫の販売が原則禁止されることになりました。さらに、本年の6月1日からは、犬や猫の販売業者に対しマイクロチップ装着と所有者情報の登録が義務化されました。
さらに、令和元年6月の法改正により、動物虐待に対する罰則強化や生後間もない犬猫販売の禁止、犬猫の繁殖業者へのマイクロチップの装着、登録の義務化など、人と動物の共生する社会の実現に向けて、一層の推進の取組が求められています。
また、近年起きている殺傷事件の容疑者の中には動物虐待をきっかけに犯行が次第にエスカレートしていった事例も多く見られ、動物虐待は残虐犯罪の兆候と言え、重大な結果を生みかねないと指摘する専門家もいます。このような事件の背景には、犯人が幼少期に学んでおくべき命のとうとさ等、道徳教育の欠如があるのではないかと感じます。
一方、近年のペットブームにあやかり、悪質なブリーダーによる動物虐待事件が問題視されております。また、動物を家族として受け入れた後の飼育放棄や虐待は、動物愛護法に照らし、その責任が大きく問われているところでもあります。 世界の中で我が国は動物愛護後進国と言われ、犬・猫の殺処分数は全国で年間20万頭以上と言われております。実に驚くべき数字であります。
御承知のとおり、昨今全国で起きている残酷な事件は動物虐待から始まり徐々にエスカレートしていくと言われ、成長時期の体験不足、さらにはふだんから命あるものの生きる死ぬという原点を全く認識することなく、バーチャル感覚ばかりで命の重みが欠落しているとの警告を鳴らす専門家も少なくありません。
御承知のとおり、昨今、全国で起きている残酷な事件は動物虐待から始まり、徐々に犯行がエスカレートしていくと言われています。そういう意味からも成長期の体験不足は深刻であり、普段から命あるものの生きる、死ぬという原点を全く認識することなく、バーチャル感覚ばかりで命の重みが欠落しているとの警告を鳴らす専門家も少なくはありません。